VOICE 176 Khyber`s Dog Company

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VOICE（V）：どうして犬に植物由来のトリーツやトッパーを選んだのですか？

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ザック（Z）：すでに肉を使った製品があふれている市場で、同じようなものを作りたくはありませんでした。工場式畜産は地球温暖化の大きな要因のひとつで、人間も犬もどんどん増えていくなかで、陸でも海でも工場式の動物飼育はもう持続可能ではありません。だからこそ、私たちは植物ベースの商品にこだわりました。ほとんどの犬は肉中心の食生活ですが、そこに果物や野菜を加えることで、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質、消化酵素などが補われ、犬たちの健康寿命をより長く、豊かにすることができるんです。

 

ライリー（R）：犬は本来、雑食動物。だからこそ、適切な種類のフルーツや野菜、良質な穀物を食事に取り入れることで、本当に健やかに育つんです。うちの商品が「愛犬のごはんと相性抜群でした！」っていう声をお客様からいただくと、本当にうれしいですね。

 

リサ（L）：植物性のトリーツやトッパーは、生食やドライフードのバランスを整えてくれます。生食の犬は食物繊維が足りなくなることが多く、逆にドライフード中心の犬は、栄養が過度に加工されていることが課題。私たちの商品は、そのギャップを自然で健康的な方法で埋めてくれる存在です。サステナビリティの観点からも、植物性アプローチは必要不可欠。ペットフード業界が環境に与える影響は非常に大きく、変化が求められています。今は肉が主流かもしれませんが、トリーツやトッパーを植物性に変えるだけで、地球にも犬にもやさしい選択になります。専門家たちも、2050年までにはペット業界がサステナブルな方法に移行せざるを得ないと警鐘を鳴らしています。その変化の先頭に私たちが立てていることを、とても誇りに思っています。

 

V：Khyber’sが他の“健康志向ブランド”と違うのはどんなところですか？

 

L：一番の違いは、「目的を持って選んだ、人が食べられるレベルの新鮮な原材料」を徹底して使っているところです。“ナチュラル”をうたっているブランドでも、実は不透明な原料を使っていたりします。たとえば、種子油やブラウンライスシロップ、グリセリン、防腐剤、「ナチュラルフレーバー」なんて呼ばれるものの中には、実はプロピレングリコールという食品化学物質が含まれていることも。また、「フレッシュ」や「ロウ（生）」とパッケージに書いてあっても、実際には乾燥やフリーズドライ加工されている製品も多い。私たちが「フレッシュでロウ」と言うとき、それは本当にそのままの意味です。Khyber’sのトリーツは、新鮮な素材をそのまま低温プレスし、酵素や栄養素をしっかり残しています。私たちは、カナダで初めて「真のフレッシュ＆ロウ」トリーツを作ったブランドとして、とても誇りを持っています。

 

V：原材料はどうやって選んでいますか？

 

L：できる限りカナダ国内のサプライヤーから仕入れています。中には、カナダで育てられた原料もあります。もちろん、もっと安く済ませる方法もあったかもしれませんが、私たちは「人間が食べられる品質」へのこだわりを一切妥協していません。だからこそ、Khyber’sの商品は今の市場でトップレベルの品質とヘルシーさを誇れるんです。ちなみに、私たちは自分たちのトリーツを普通に食べていますよ！本当においしいんです。イベントではお客様にも試食してもらうのですが、たいてい皆さん驚かれます。「えっ、これが犬用なの？」って（笑）。
「人間にとって良くないものは、犬にとっても良くない」その信念で選んでいます。

 

Z：どんな原材料も、犬の健康にどう役立つかをしっかり調べています。安価な「かさ増し用の素材」を入れてコストを下げる、なんてことは絶対にしません。それが「安く作る」方法だとしても、それは私たちのやり方ではありません。

 

V：Khyber’sのレシピはどうやって考えているんですか？

 

R：開発は、まず「目的」から始まります。たとえば「免疫を高めるレシピを作ろう」と決めたら、そのために有効な栄養素を調べて、科学的な裏付けがある食材をピックアップしていく。そこから何度も試作を繰り返して、味や食感、バランスを調整していきます。僕のバックグラウンドは科学なので、常にロジカルなアプローチを大切にしています。そしてもちろん、自分たちの犬に何度も試してもらって、ちゃんと“おいしい”と感じてくれるかを確かめます。

 

L：私たちが目指すのは、「ヘルシーだけどちゃんと楽しい」食体験。栄養価だけでなく、見た目や食感、風味までしっかり設計しています。Khyber’sのトリーツがただの“健康おやつ”ではなく、ワクワクする「ご褒美」であることも大切なんです。

 

V：Khyber’sの製品をあげてから、犬たちにどんな変化がありましたか？

 

L：まず、毛並みの変化はすごく実感されています。つやが出たり、ふわっとした手触りになったり。そして便の状態が良くなった、体臭が減った、食いつきがよくなった、なんて声も多いです。

 

R：うちの犬（コスモ）は、Khyber’sのトリーツを食べ始めてから、季節性のアレルギー症状がほぼなくなりました。本当に「食べるもの」が犬の体に与える影響って大きいなと、改めて実感しました。

 

Z：ときどき、「うちの子、Khyber’sのトリーツしか食べません！」っていう嬉しい悲鳴のような声もいただきます（笑）。それだけ“違い”を感じてもらえている証拠だと思います。

 

V：家族経営でやっていく中で、大切にしていることは？

 

Z：僕たちは全員、リーダーであり、仲間でもあります。それぞれが得意分野を持ちつつ、決断はチームで行う。創業初期は本当に大変な時期もありましたが、信頼と愛があったから乗り越えられました。

 

R：家族経営って、仕事とプライベートの境目があいまいになることもあります。でも、Khyber’sを通して家族の絆がさらに強くなったのは間違いないですね。

 

L：私はもともと家族とのビジネスに少し慎重だったけど、今は3人でやっていて本当によかったと思っています。何かあったとき、全力で支えてくれる“味方”がすぐそばにいるのは、何よりの安心感です。

 

V：これからの展望を教えてください。

 

L：より多くの人に「植物ベースのトリーツは、犬にも最高の選択肢なんだ」と知ってもらいたいです。そのために、店舗の拡大や海外展開も視野に入れています。そして、まだまだ新しいレシピのアイデアもたくさんあるので、これからも“今までにないワクワク”を届けていきたいです。

 

Z：私たちのブランドは、単なるトリーツメーカーではありません。犬の健康と地球環境、その両方を守る“選択肢”を提案する存在でありたい。だからこそ、これからも誠実に、革新的に、進化し続けます。

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